2024年8月 第49号

奈良先端科学技術大学院大学RNA分子医科学研究室所属の清水雄治です。この度はTravel Fellowshipのご支援のもと、2024年6月26日から28日にかけて東京大学で開催された第25回日本RNA学会年会に参加してきました。以下、ミーティングレポートです。

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京都大学・医学研究科・医化学分野 劉 國豪
2024年6月26日から28日にかけて、東京大学で開催された第25回日本RNA学会年会に参加した。さまざまなRNA分野の専門家の研究成果を知ることができ、自分自身の知識の研鑽にもつながった。

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From June 26 to June 28, I attended the 25th Annual Meeting of the RNA Society of Japan at the University of Tokyo. This conference provided an invaluable opportunity to engage with leading researchers in the field, present my research, and expand my understanding of cutting-edge RNA studies.

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大阪大学大学院 生命機能研究科 神経遺伝子学研究室 Yoo Hyebin

この度は、RNAJ国内travel fellowshipに採択いただきましてありがとうございました。今回、日本RNA学会年会に初めて参加して、口頭発表することができて本当に良い学びと経験になりました。多くの人々の前で自分の研究について発表したのが初めてで緊張しましたが、決められた時間内に研究内容について専門知識が無い人にも理解できるように発表することを心がけました。また、発表後の質疑応答では、質問者の質問を間違って把握したり、予想できなかった質問をたくさん受けたりしました。ほかの人たちが自分の研究で疑問を持つ部分はどこなのか把握することができ、研究を進めていく中で参考になるようなほかの実験方法など多様な意見をいただくことができました。今回の発表の経験を通じて、次の発表ではこのような疑問点が解消できるようにもっと十分な説明と、ほかの実験方法などを試み、研究目標であるRNA編集酵素ADAR1の変異によるアイカルディ・グティエール症候群様脳症の発症メカニズムの解明に近づいた実験結果を報告したいと思っています。

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近畿大学大学院 薬学研究科 生化学研究室に所属しておりますD1の宮崎叶愛と申します。この度はRNAJ国内Travel Fellowshipsに採択していただき、誠にありがとうございました。

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東北大学薬学部、がん化学療法薬学分野所属の青山活樹と申します。この度は、RNAJ国内travel fellowshipに採択していただきありがとうございました。今回私は、マイコプラズマの膜上のnucleaseの性質、特にホスト細胞のtRNAがマイコプラズマのnucleaseにより切断される際の特徴について研究した内容を発表しました。学部学生で、研究を始めて間もない私にとっては初めての学会で、すべてが新鮮で貴重な経験となりました。今回はポスター発表で応募し、さらにはEMBO Poster Clinicにも選出していただいたので、2日間発表の機会をいただき、非常に充実した学会経験になりました。

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皆さんこんにちは。北海道大学生命科学院小谷友也研究室所属、博士後期課程3年、佐藤圭祐と申します。この度は「RNAJ 国内Travel fellowships」に採択いただき、ありがとうございます。2024年6月26日から28日にかけて東京大学安田講堂にて行われました、第25回日本RNA学会年会に参加しました。RNA・翻訳制御に関する研究に関わって6年目ですが、RNA学会への参加は今回が初めてでした。最初はポスターでの発表を検討していました。ポスター発表の方がより深く議論できる印象があったこともありますが、口頭発表に少し苦手意識があったことが一番の大きな理由です。しかし、経験を積んでいかなければ、この苦手意識を払しょくすることはできません。克服する良い機会だと思い、口頭発表をすることにしました。

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富山大学大学院・医学薬学教育部・遺伝情報制御学研究室D2の神尾凌哉と申します。この度は、RNAJ国内Travel Fellowshipsに採択していただきありがとうございました。私が日本RNA学会に参加したのは、京都で開催された第23回であり、続いて沖縄(第24回)、東京(第25回)と今回で3度目の参加となります。毎年RNA研究の進展を実感し、刺激を受け私自身のモチベーションとなっています。以下、第25回日本RNA学会年会への参加に関しまして、拙文ながらご報告させていただきます。

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福岡大学大学院 理学研究科 化学専攻 博士課程2年の緒方悠岐と申します。福田将虎先生のもとで生体内RNA編集機構によるタンパク質翻訳制御メカニズムの解明、および当該メカニズムを応用した遺伝子制御技術の開発に関する研究を行っています。この度、RNAJ Travel Fellowshipにご採択いただき、そのご支援を利用して第25回日本RNA学会年会に参加させていただきました。今回のミーティングは、私にとって非常に貴重な経験となりましたので、その内容をレポートさせていただきます。

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 愛媛大学大学院・理工学研究科・応用生物学研究室所属、M1の山﨑颯太と申します。この度はRNAJ国内Travel Fellowshipに採択いただき、誠にありがとうございました。このような貴重な機会を頂き第25回日本RNA学会年会に参加できたことで、RNAについての最先端の研究を学べ、自身の研究活動に対する刺激を受けることができました。以下、拙文ではございますが学会参加報告をさせていただきます。

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東北大学大学院薬学研究科・がん化学療法薬学分野D2の竹中 慶香と申します。私は修士課程の時にRNA研究の世界に足を踏み入れ、RNAリガーゼであるRTCB複合体によるtRNA断片量の制御機構について研究しました。現在は、RTCB複合体を介する経路と、ウイルス感染応答との関連性について研究しております。この度は、若手会員を対象にした国際会議参加支援「RNAJ Travel Fellowship」に採択していただき、ありがとうございました。本渡航支援を活用し、2024年5月28日から6月2日までイギリスのスコットランド(エディンバラ)で行われた「The 29th Annual Meeting of the RNA Society(以下、RNA 2024)」に参加し、ポスター発表を行いました。拙文ではございますが、現地の様子や、発表を通じて感じたことなどをご報告させていただきます。今後国際学会に参加したいと考えている若手会員の皆様の参考になりましたら幸いです。

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1. 自己紹介

この度、編集幹事の岩川さんから声をかけていただき、RNA News letterに投稿させていただくことになりました木村聡といいます。私は東京大学の鈴木勉先生の下でPhDを取り、2015年からボストンのMatthew Waldor博士のラボで8年間ポスドクとして研究していました。昨年の秋からアメリカのコーネル大学で独立し新しいラボを立ち上げています。アメリカにおける研究やFacultyポジションのジョブハントの経験をシェアしようと思います。アメリカへの留学や独立に興味がある方に参考にしていただければ幸いです。質問なども個別に連絡していただければ喜んで対応します。またラボでは学生やポスドクを募集していますのでもし興味のある方はぜひご連絡ください。連絡先はこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。です。

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