RNA、CRISPR、ウィズコロナ
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- 作成者:鈴木 勉(日本RNA学会会長)
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
8月以降、一時は収束の兆しが見えたCOVID-19ですが、今月に入り、いよいよ第三波が到来してしまいました。大学も秋学期から対面式の実習や講義を増やしていた矢先に、出鼻を挫かれたような気がしています。皆さんもそれぞれの環境で大きな衝撃を受けておられることでしょう。年明けの大学入試も正常に行われるのか、研究室の活動もまたいつ自粛せざるを得ない状況に追い込まれるか、など心配はつきません。そんな中において、ファイザー/BioNTechとモデルナのmRNAワクチンの臨床試験の結果が良好であるというニュースは、人類に希望を与える材料ではありますが、まだまだ予断を許さない状況が続きます。ひとりひとりの努力で感染しないように、感染させないように注意しながら、日々の生活を過ごしていきましょう。