編集後記
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- 作成者:北畠 真
次第に緑が濃さを増す季節となりました。みなさまお元気でお過ごしのことと思います。会報 No.30 をお送りします。今回の会報より、編集のお手伝いをさせていただくことになりました。
次第に緑が濃さを増す季節となりました。みなさまお元気でお過ごしのことと思います。会報 No.30 をお送りします。今回の会報より、編集のお手伝いをさせていただくことになりました。
RNA学会員の皆様、そろそろ蒸し暑い季節をお迎えのことと存じますが、こちら北海道は今日もさわやかな風が吹いております。さて、来年の年会は皆さんを夏の北海道にお迎えし、このさわやかな風の中、RNAの新しい風を発信していただきたいと思います。
ふと目と目が合ったような気がする。なんだか気になる。少し迷うが手を伸ばし、拾い上げる。しっかりした重みや少しの湿りが感じられる。じっと見つめる。 私を見つめていた目を探す。それから、その重さと手触りを感じながら歩き出す。 なんだかよさそうだ。持ち帰る。
この度、第8期日本RNA学会会長に就任致しました。志村令郎先生(1〜2期)、渡辺公綱先生(3期)、中村義一先生(4〜5期)、塩見春彦先生(6〜7期)という、まさに日本のRNA研究をご尽力によって牽引してこられた先生方の後任ということで、少なからず緊張致しておりますが、私なりに大役を全うする所存です。2年間、どうぞ、よろしく御願い申し上げます。
日本 RNA 学会(以下「本学会」)は、1999 年 8 月 4 日の設立総会からまもなく丸15年の節目を迎えます。この間、RNA Society Meeting を日本で開催し、英語版のホームページを開設し、海外の RNA 関連学会との交流が進むなど、本学会の活動も国際的に広がり始めています。
そこで、本学会を広く内外にアピールするための新しいロゴマークを募集します。ふるってご応募くださるようお願いします。
男女共同参画担当幹事を、昨年度に引き続き今期も担当させていただくことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。さて、昨年報告しました統計では、本学会における、年会参加者や発表者の男女比(女性20%)は、学会会員全体の男女比(同19%)と同程度でしたので、男女とも一定の割合で年会に参加していることがわかりました。一方 で、評議委員や年会のプログラム委員や座長の割合は10%前後であり、まだまだという結果でした。この現状を踏まえ、今年度は年会のプログラム委員の女性の割合を14%と 微増させており、これは正会員の女性の割合(15%)とほぼ一致します。現状を知り、可能なところから男女共同参画を進めていければよいな、と思います。
今年度の RNA フロンティアミーティングの世話人をやらせてもらうことになった名古屋 市立大学の深尾亜喜良です。私が初めてフロンティアミーティングに参加させてもらった のは学部4年生の頃で、当時はただただ増えない PCR を繰り返している日々でした。しか もミーティングの参加目的は当時神戸大の助教であった藤原俊伸さん(現・名古屋市立大 学 薬学部教授)との『キャッチボール』。今から考えると痛々しいです。そんな自分が10年 後に世話人になっちゃうなんて夢にも思いませんでした。色々と至らない人間なのですが、 藤原さん、そしてもう一人の世話人(近畿大学・佐藤亮介助教)の強力なサポートを受けて 必死に準備にとりかかっているところです。
上記の件について、日本学術振興会のホームページに公募の案内がありましたのでお知らせします。
つきましては、日本RNA学会長からの推薦を希望される学生会員の方は下記により応募書類の提出をお願いします。
日本 RNA 学会員のみなさま、ご無沙汰しております。昨年は、第15回日本 RNA 学会年会(松山)に300名を超えるご参加をいただき、どうもありがとうございます。年会事務局を引き受けた当初、何度、数えても開催資金が足りない… 愛媛県、松山市、各種財団、愛媛大学、民間企業などに、申請書や広告出展のお願いの手紙を書きまくっていたことを思い出します。最後は自腹かと開き直って、年会にのぞみましたが、いざ、ふたを開けてみると、みなさんのご協力のおかげで収支のバランスがちょうどよい年会を開催することができました。
この場を借りて、御礼申し上げます。
富山大学先端ライフサイエンス拠点の甲斐田大輔と申します。先日、文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞し、この受賞に関して編集幹事の北畠先生より原稿の依頼を頂きましたので、拙文ですが寄稿させていただきます。
第8期評議員に選出していただきました片岡直行です。
現在は京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンターで特定准教授をしています。ポスドク1人、教務補佐員1人の3人ではありますが、研究グループを率いています。