2014年12月 第31号

自他共に認める「若手」研究者であったのはついこの間のような気がするのですが、最近学会関連のお手伝いをお願いされることが多くなってきました。先人達はこの手の仕事を文句一ついわず涼しい顔でこなしておられたのかと思うと、頭が下がる思いがします。微力ながら、私なりに少しでも今後の学会の発展に御協力できればと思います。よろしくお願いいたします。

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本年、日本RNA学会の名誉会員に選出される栄誉によくした。役員、会員の方々のご厚意に深く感謝する次第である。それに加えて、7月23日から25日、名古屋市で開催された年会で特別講演の一つとして、話をする機会をあたえていただいた。久しぶりの発表で緊張したが、一時間の持ち時間で「私のRNA研究:50有余年の軌跡(Reflection on My RNA Research for Last 50 years)」というタイトルで話させていただいた。講演の後、日本RNA学会の編集幹事の北畠 真先生から、日本RNA学会会報に関連記事を投稿することを依頼された。北畠先生の考えでは、講演の内容ということなのだが、それでは年会に出席した方々には、繰り返しになるので、むしろ時間の都合で講演の時にいい足り無かった事など、またちょっと切り口を変えて、本記事を書かせて頂く事にした。

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シドニー空港に降り立ったのは朝の8時過ぎだったろうか。時差は2時間程なので苦痛はいつもより少な目だが、このままチェックインタイムまで待つのはつらいかも、とおもいつつタクシーでホテルに向かう。フロントでたずねると、ラッキーなことにすぐに部屋に入れるとのこと。しかし、鍵をあけると中からジーパンにTシャツ姿の女性が出てきた。どうみても泊まり客。フロントへと踵を返すとすでに連絡があった模様。

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