2016年07月 第34号

RNAフロンティアミーティングは、RNA研究者の交流による新しい学問領域の開拓、および、将来のRNA研究を担う若い人材の育成を目的とした会です。若手研究者や大学院生を中心に口頭発表および討論の機会を設け、さらには研究者間の交流や親睦をはかることを理念としています。

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北海道大学・遺伝子病研究所・RNA生体機能分野の二宮賢介と申します。この度、RNAフロンティアミーティング2016(ニセコ)の世話人を同研究室の山崎とつとめさせていただきます。

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東京に移ってくる前の約9年間、私は徳島に居ました。娘は小学3年生までここで育ちました。海もあり、山も河もあり、とても住みよいところでした。蓮根畑やイモ畑が広がり、大きな公園があちこちにあり、BBQをどこでやっても怒られない、おおらかな、そして、夏には自転車で海水浴に行ける、しかも、阿波おどりがある、小さな子供を育てるにはとても良い街です。また、始めて出会ったにもかかわらず既に十年来近所付き合いをしてきたかのような話し方をする人が多くて、むしろ、最初、戸惑ったほどです。言葉にもなかなか味わい深いものがあります。たとえば、魚の幼児言葉は、ビンビ。また、漏れる、溢れるをマケルと言います。子供が「おしっこもれそう!」という場合、「おしっこマケル!」とか言います。また、ご飯などが碗にあふれこぼれそうなほど‘山盛り’の場合、マケマケと言います。

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