本学会の正会員である東京大学理学部の濡木理教授が、春の叙勲にて紫綬褒章を受章されました。濡木会員は日本RNA学会設立当初から主要な会員として、長年、本学会の発展および日本のRNA研究の発展に多大な貢献をされました。これまでのご厚誼に感謝すると同時に、このたびのご受章をこころよりお祝いいたします。
平成30年5月1日 日本RNA学会第9期会長 塩見 美喜子 第10期会長 鈴木 勉
平成30年春の叙勲等
平成30年春の褒章受章者名簿
神奈川県の受章者名簿
(受章の言葉)
紫綬褒章受章の栄に浴し、見に余る光栄と存じます。今回の受章は、30年間に渡る私どもの、非翻訳RNAとタンパク質の協同機構、膜タンパク質の分子機構を原子分解能レベルで解明した研究に対するものと存じます。支えてくださった皆様に心より御礼を申し上げます。本受章を機に、さらに生命現象の根本原理を明らかにしていくとともに、医療応用開発にも微力ながら精進して参ります。
濡木 理 東京大学理学部生物化学科教授