第14回日本RNA学会に多数の参加をいただき、御礼申し上げます。優れた研究発表と活発な討論にあふれた素晴らしい会となりましたこと、心より感謝申し上げます。
大学院生の最優秀発表賞である青葉賞の第1回受賞者は以下の2名の方に決定しましたので、ご報告します。なお、次年度から青葉賞の対象者を学部生等も含めた博士号取得前の若手研究者に広げる方向で検討中です。

最優秀発表賞(青葉賞)

石津 大嗣さん
應義塾大学医学部分子生物学教室
「Zucchini endoribonuclease is required for primary piRNA biogenesis」

牧野 支保さん
東北大学大学院薬学研究科遺伝子制御薬学分野
「TNRC6による翻訳・ポリ(A)鎖非依存の新規発現抑制機構の解析」

優秀発表賞

椎森 仁美さん
神戸大学大学院理学研究科生物学専攻
「線虫EJC中核因子Y14はスプライシング未完了RNAの核外輸送を防ぐ」

川本 崇仁さん
福岡大学理学部化学科機能生物化学研究室
「標的遺伝子の発現を抑制する核小体低分子RNAの構築」

真嶋 司さん
京都大学エネルギー科学研究科エネルギー基礎科学専攻
「RNAアプタマーの抗プリオン活性とその構造的基盤」

鈴木 悠也さん
北海道大学大学院生命科学院
「ポリA鎖除去酵素AtCCR4は植物のショ糖代謝に重要である」

第14回日本RNA学会年会長 稲田利文