日時:2014年7月23日(水)13:00~15:30
場所:ウインクあいち 4階401-402-403号室
議事:
1. 開会の挨拶
2. 活動報告
3. 2013年度決算案
4. 2014年度年会報告
5. 2015年度年会の準備状況
6. 2016年度年会の集会幹事の選出
7. RNA Society Meeting 2016の準備状況
8. Joint Australian and Japan RNA Meeting 2014について
9. 会員管理
10. ウェブサイトのリニューアルと評議員選挙等の電子化
11. 学会ロゴマークの選考
12. 2014年度予算案
13. 会計監査の交代
14. 細則の改正
15. 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」について
16. 総会の議案
17. 総会の議長・副議長候補者の選出
18. 法人化について
日時:2014年7月23日(水)13:00~15:30
場所:ウインクあいち 4階401-402-403号室
出席者(50音順、敬称略)
評議員:井上邦夫、大野睦人(副議長)、影山裕二、片岡直行、塩見美喜子(会長)、泊幸秀、中川真一、堀弘幸、吉久徹
幹事等:北畠真(編集幹事)、黒柳秀人(庶務幹事)、杉浦麗子(会計幹事)、廣瀬哲郎(集会幹事・会計監査)、星野真一(集会幹事)、宮川さとみ(男女共同参画担当)
第7期役員等:稲田利文(第7期評議員)、鈴木勉(第7期評議員・第8期会計監査)、谷時雄(第7期評議員)
事務局:齋藤英司((株)クバプロ)
欠席者(50音順、敬称略)
第8期:岩崎由香(国際化担当)、塩見春彦(評議員)
第7期:内海利男(第7期評議員)、Derek Bartlem(第7期国際化担当)
事前配布資料:1.最近5年間の会員数動態、3.AARS2013概要、4.2013年度決算案、5.JAJRNA2014概要、6.会員のインセンティブ、7.クバプロ契約書、8.クバプロ見積書、9.電子化・HPリニューアル費用、10.ロゴマーク採用候補作品、11.2014年度予算案、12.日本RNA学会会則、13.日本RNA学会細則、14.「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」(案)、15.総会議事次第案、16.過去の総会の議長・副議長一覧、17.日本RNA学会法人化について
当日配付資料:2.RiboClub 2013参加援助報告、18.RNA 2015 Sapporo、19.ホテルライフォート札幌パンフレット
【議事】
1. 開会の挨拶
・塩見美喜子会長が開会の挨拶を行った
2. 活動報告
・7月22日現在の会員数(名誉会員1名、一般会員426名、学生会員178名、手続中17名、賛助会員9団体)と最近5年間の会員数の動態について、資料1に基づき黒柳庶務幹事から報告した。
・第5回日本学術振興会育志賞候補者として学生会員1名を本学会会長名で日本学術振興会に推薦したことを黒柳庶務幹事から報告し、被推薦者選考の経緯が泊賞推薦委員長から説明された。
・平成27年度科学技術分野の文部科学大臣表彰受賞候補者の募集を行ったが応募者がなかったため本学会からの推薦はなしと文部科学省に報告したことを黒柳庶務幹事から報告した。
・本学会とカナダのRiboClubの共催により2013年9月23日~25日にカナダのケベック州で行われた2013 RiboClub Annual Meetingの開催状況について泊評議員から報告があった。その参加支援事業として行われた学生会員12人に対する旅費の補助について、資料2に基づき片岡評議員(第7期庶務幹事)から報告があった。
・本学会の協賛により第9回アミノアシルtRNA合成酵素国際シンポジウム(AARS2013)が2013年10月6日~11日に箱根で開催されたことを、資料3に基づき黒柳庶務幹事から報告した。
3. 2013年度決算案
・2013年度の決算案および会計監査報告について、資料4に基づき杉浦会計幹事から説明があった。協議の結果、決算案が原案のとおり承認された。
4. 2014年度年会報告
・2014年度の第16回日本RNA学会年会の開催状況について、演題数、最新の参加者数、青葉賞選考方法などが星野集会幹事から報告された。
5. 2015年度年会の準備状況
・2015年度の第17回日本RNA学会年会について、2015年7月15日(水)~17日(金)の日程でホテルライフォート札幌(札幌市)を会場として開催される予定であることが、資料18~19に基づき廣瀬集会幹事から報告され、了承された。
6. 2016年度年会の集会幹事の選出
・2016年度の第18回日本RNA学会年会(RNA Society Meetingと合同)担当の集会幹事について、十分な準備のためには早期に選出するのが望ましいとの意見の一致をみた。協議の結果、会則第12条および細則第14条に基づき塩見美喜子会長に第18回年会担当の集会幹事を委嘱することが承認された。なお、星野集会幹事からの交代は、開催中の第16回年会の残務処理が終了した時点で行われることとなった。
・2017年度以降の年会についても年会長(集会幹事)を開催2年前の年会会期中に開催される役員会で選出することが本部から提案され、了承された。
7. RNA Society Meeting 2016の準備状況
・第18回日本RNA学会年会と合同で行われるRNA Society Meeting 2016について、2016年6月28日(火)~7月2日(土)の日程で国立京都国際会館(京都市)を会場として開催される予定であることが塩見会長から報告され、了承された。
・同Meetingの開催補助金として400万円を今年度に予算化することが了承された。
・2017年度以降の年会についても開催補助金を開催の前々年度に予算化することが本部から提案され、了承された。
8. Joint Australian and Japan RNA Meeting 2014について
・本学会とオーストラリアのRNA Network of Australiaの共催により2014年11月2日(日)~5日(水)の日程でシドニーで開催されるJoint Australian and Japan RNA Meeting 2014 (JAJRNA 2014)について、資料5に基づき泊評議員から準備状況および参加登録受付開始の報告があった。
・すでに評議員会で決定されていた学生会員への同Meeting参加旅費の補助事業(1人当たり最大15万円を最大15人程度)について、オーストラリア直行便の混雑が予想されることから8月10日前後を締切として希望者を募集すること、審査は塩見会長、泊評議員、黒柳庶務幹事の3人で行うことが了承された。
9. 会員管理
・2013年度の会費納入率が例年になく低いこと、年会費滞納者への督促にかなりの費用がかかっていることが、資料4に基づき杉浦会計幹事から説明された。協議の結果、督促については会員へのメールによることとし、滞納者だけでなくPIにも注意喚起する内容とすることとなった。その上で、これまで3年間の滞納で脱会としていた会則第9条の運用方法を変更して、一般会員、学生会員ともに2年間の滞納で脱会とすることが了承された。
・これまで事例の少なかった名誉会員の年会参加費について、資料6に基づいて議論され、正会員と同様に徴収することが確認された。
・年会の要旨集について、これまでどおり年会参加者のみに配布し、別途購入の希望者に対しては年会事務局が対応することが確認された。
10. ウェブサイトのリニューアルと評議員選挙等の電子化
・日本語版と英語版を統一した新しいウェブサイトの構築の初期費用と運用の費用の見積もりについて、資料7~9に基づき黒柳庶務幹事から説明した。特に、新たにCMSシステムを導入することでこれまでに評議員会で費用面からの検討が重ねられてきた評議員選挙の電子化と総会の委任状の電子化が可能となること、クバプロにこれらの電子化を依頼するのに比べて費用面で有利であることを説明した。また、必要に応じて会報や評議員会の議事録などを会員限定コンテンツとして設定することも可能になることを説明した。協議の結果、新しいCMSシステムでウェブサイトのリニューアルを行って日本語版と英語版を統一すること、そのための初期費用として今年度に70万円の予算を組み年度内の稼働を目指すことが了承された。
・新しいウェブサイトの設計や業者との折衝の実務担当者として、泊評議員、黒柳庶務幹事、北畠編集幹事、岩崎国際化担当の4人が当たることが了承された。
・全面電子化された会報について、2013年度も作成にかなりの費用がかかっていることが、資料4に基づき杉浦会計幹事から説明された。協議の結果、これまでクバプロに依頼していた会報編集の工程を北畠編集幹事が担当することとなった。また、配信方法を現行どおりPDFファイルのメール配信とホームページからのダウンロードとするか、ブログ形式のコンテンツとするかについて議論され、新しいウェブサイトの構築の進行状況を見ながら次の会報編集の時期にあらためて検討することとなった。
11. 学会ロゴマークの選考
・ロゴマークの選考経過について、これまでの評議員会のメール会議での議論と投票により資料10の5点の作品が候補となっていること、デザインのプロの助言を得ながら時間をかけてより良いものを採用したいとする評議員会の意向が、塩見会長から説明された。協議の結果、10万円を上限にプロにロゴマークの仕上げの工程を依頼することが了承された。そして、評議員や役員等がこれまでに仕事を依頼したことがあるプロの方々にこの条件で引き受けてもらえるかそれぞれ打診した上で、最終的な依頼先や依頼内容を決定することとなった。
・総会で予定していた採用作品の発表とその応募者の表彰は行わないこととし、塩見会長が選考状況を説明することとなった。
12. 2014年度予算案
・2014年度予算案について、資料11に基づいて杉浦会計幹事から説明があった。関連する学術集会に対する協賛または後援の費用として今年度も総額50万円を計上したことが本部から説明された。関連する学術集会に本学会が協賛または後援するための手続きとして主催者からの文書による申請に基づいて評議員会に諮り事前に承認を得ることが再度確認され、申請と審査の手続きを具体的に定めることとなった。協議の結果、予算案が原案のとおり承認された。
13. 会計監査の交代
・廣瀬第8期会計監査が2014年5月に集会幹事に就任したのに伴い、塩見会長に対して会計監査の辞任の申し入れがあったことが本部から報告され、協議の結果、廣瀬会計監査の辞任が承認された。
・代わりの第8期会計監査の選出が会則第11条および細則第9条に基づいて行われ、正会員の富田野乃氏(東京大学)が新たに会計監査に選出された。
14. 細則の改正
・会計監査と集会幹事の兼任についての細則の規定に運用上わかりにくい点があったことから次のような細則の改正案が会則第15条および細則第18条に基づいて本部から提出され、原案どおりの改正が承認された。
改正前:第15条 集会幹事以外の幹事は役員を兼ねることはできない。役員が幹事に選ばれ、役員を辞任した場合、その役員の就任期間が1年以内の時は役員の重任禁止規定における1期とは計算しない。
改正後:第15条 集会幹事は会計監査を兼ねることはできない。集会幹事以外の幹事は役員を兼ねることはできない。役員が幹事に選ばれ、役員を辞任した場合、その役員の就任期間が1年以内の時は役員の重任禁止規定における1期とは計算しない。
15. 「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」について
・現在政府において「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」の策定が行われており文部科学省がパブリックコメントを受け付けていることが、資料14に基づき塩見会長から紹介された。ガイドラインの原案には「学会等の科学コミュニティ」による不正行為の指摘の扱いについても規定されていることから過去に研究不正を告発したことがある本学会としての対応が協議されたが、パブリックコメントへは会員個人で対応することとなった。
16. 総会の議案
・第16回総会の議案について、資料15のとおりとすることが細則第3条に基づき本部から提案され、原案のとおり承認された。
・総会の委任状について、到着締切日の7月18日までに70通が届いたことが事務局より報告された。
17. 総会の議長・副議長候補者の選出
・第16回総会の議長の候補者として正会員の金井昭夫氏(慶應義塾大学)を、副議長の候補者として同佐藤薫氏(東京大学)を本部から推薦することが塩見会長から提案され、了承された。
18. 法人化について
・これまでに評議員会で議論されてきた法人化に関して、本学会が移行することが可能な法人の種類と各々の長所や短所、具体的な手続きのスケジュールと必要経費について、資料16に基づき事務局の齋藤氏から説明があった。いずれの場合でも2度の総会での議決が必要となること、2016年度がRNA Society Meetingとの合同年会のため重要議案を総会に諮るのが難しいと予想されること、これまで任意団体として活動して特段の問題が生じていないことから、今期については法人化を急がない方針が塩見会長から示され、了承された。