コロナウイルスの話題は、デルタ株のせいで、またまた、熱くなってしまったが、いっとき、その話題から離れてのんびりしたい。東京オリンピックやパラリンピックも、数々の感動を添えて、いまだ記憶に鮮明だが、この間にメジャーリーグ・ベースボール(MLB)での大谷翔平選手の着実な活躍が素晴らしい。コロナ自粛で重苦しく暗い世相の中で、ここ数か月間、MLBでの大谷選手の毎日の活躍は、日本国に明るいニュースを届けてくれていて真に嬉しい。

私は、昔からのメジャーリーグ・ベースボール (MLB) のファンだからーーーなおさらだ。1970-80年代の米国で、キャップ研究の10年間をニューヨーク市の近くで過ごしたから、基本的にはヤンキースやメッツのファンである。

米国での生活やキャップの研究がひとしきり落ち着いたころ、廊下の立ち話で、

「今週末は、ヤンキー・スタジアムへ野球を見に行く」と言ったら、上司のShatkin博士や周囲のアメリカ人は、皆、驚いた。

日本人は、野球を知らないとでも思っているかのようだった。しかし、とても喜んでくれた。それはそうだろう、米国人にとって、文化ともいうべきベースボールを、外国人がヤンキースを名指しで見にゆくというのだからーーー。

まるで、在日外国人が、「今日は、国技館へ相撲を見に行く」と言いだしたような感じだったのかもしれない。最近は、ロスアンジェルス・エンジェルスの大谷選手の活躍が目覚ましく、彼の大活躍をーーー毎日のように追っかけているのだが、40数年前、MLBに日本の野球選手が一人もいなくて、寂しい思いをした老生には、ことさらに感慨深いものがある。以下は、そんな昔の、ロシュ分子生物学研究所の廊下の、立ち話であるがーーー。

最初のヤンキースタヂアム

Are you gona see Reggie? (レジ―を見に行くのか?)

Shatkin が尋ねた。Reggieは当時ヤンキースの4番打者で、ホームランバッターのReggie Jacksonのことだ―――これには私が驚いた。ヤンキースの試合を見に行くと言ったのが、選手の誰か一人を見に行くわけではない。後楽園球場へ巨人の試合を見に行くとしても、「王選手を見に行く」とは言わないーーーほんの、わずかの違いだが、野球を見る気持ちに私は日米の違いを感じた。しかし、今は違う。今なら、「Shohei大谷を見に行く」とハッキリ言えそうだ」ーーーそれは、大谷選手の活躍が際立って凄いからだ。しかし、Reggie Jacksonも「そうだった」のかもしれない。彼は、前年、ヤンキースがエンジェルスからトレードで獲得した選手で、ワールドシリーズでは、ひと試合にホームランを3本も連続で打った凄い選手で、ヤンキースをワールドチャンピオンにした大変な選手だったのだ。

No, no not just Reggie but--, I'm gona see them all. ―――。

さて、スタジアムでは、家内が準備して作ったおむすびや卵焼きなど、子供たちが楽しみにしていたお弁当を、入り口で取り上げられてしまったーーー、そう、食べ物の持ち込みは、そのころから禁止だったのだ。まさか、日本人は、バッグの中までチェックされるとは思わなかった。しかし、その代わりに買ったホットドッグとコカ・コーラも、球場にマッチして悪くなく、皆で楽しんだ。

試合は、9回裏に、4万人以上の全てのファンが望んだ一打逆転満塁のチャンスを逃し、ヤンキースは負けてしまった。ーーー「ああ、ここで、日本人選手が活躍してくれたら、4万人のニューヨーカーの心を、一度に鷲づかみにして「日本人大好き」に変えることが出来るだろうな」と家内と話した。日本大使館や領事館が、大金を使って寄付行為を続けるよりは、はるかにインパクトは強いだろうと思った。

後年、それから20年ほどたって、それが可能になった。松井や田中やイチロー選手がヤンキースのファンに「信頼できるプレー」を見せてくれたからだ。彼らが活躍し、ヤンキースが勝利し、フランク・シナトラが低音で歌う「ヤンキース・ヤンキース」を背中で聞きながら、深夜に、群衆で混んだ球場の回廊を、皆でノロノロと下るあの雰囲気は、周囲のファンと一体感があって、私は好きだ。日本人の好感度がニューヨークで高いのは、多分、松井選手や田中選手のせいだろう。

イチローとシアトルのセイフェコスタヂアム

それから20年ほどたって、シアトルの特許事務所へ行った帰りに、屋根のあるセイフェコスタヂアム (Safeco Field stadium) へ、試合の途中から入って「イチローを見に行った」。イチロー選手がいるマリナーズはシアトルが本拠地のチームである。老化に関する研究で、ウエルナー症候群の原因遺伝子と、それがコードするDNAヘリカーゼの特許に関する相談のため、シアトルに出かけたのだったが、スタヂアムの近くに立つ高層ビルでの会議が終わったあと、窓から見下ろすと灯りがついてナイターが始まるようだった。特許に関する話の後は、特許弁護士や同伴者たちと一緒に夕食をとるつもりだったのだが、それをキャンセルして、一人で、マリナーズの試合を見に行くことにした。スタジアムでは、すでに試合は始まっていたが、球場前にたむろしているダフ屋からチケットを買い、マリナーズ側の空いている一人席へ座った。背広でネクタイ姿の東洋人が、ひとり、途中から入ってきたので、周囲の観客は不思議そうに私を見た。それはそうだろう、普通は複数でくる席に、一人で東洋人が一人、背広で、入ってきたのだから。

私は言った「I’m from Japan」。すると、誰ともなしに「イチローを見に、日本から来たのか」と言って、喜んでくれたーーーシアトルのファンは、イチローを自分の息子のように思っているのだ。ベースボールを介して、こんな絆が自然にできるのは嬉しい。気楽に、すぐに私は周囲と同化して、マリナーズファンになって楽しんだ。予定していたディナーを蹴ってしまったのは残念だったが、ホットドッグとビールもよかった。この夜の試合では、イチロー選手が、中盤に、センター前へゴロのタイムリー・ヒットを打ち、マリナーズは終盤に追いついた。その瞬間、周りのシアトルファンは私に向かって「Congratulation!」と言って喜んでくれた。私と周囲の会話を聞いていた前の座席の客の多くが、立ち上がって、後ろを向いて私へエールを送って喜んでくれた (――私がヒットを打ったわけではないのだが!) ーーーほんと、こんな時って、とてもいい。帰りは、スタジアムの近くに日本食のレストランを見つけ、日本人の店主と、この話で盛り上がった。

野茂英雄投手にハラハラしたキャンドル・スティック球場

野茂選手は日本人メジャーリーガーのパイオニアだ。研究では、最初の人こそ―――言い出しっぺほどーーー価値があるが、MLBプレーヤーの日本人第一号は、野茂英雄投手だ。先のイチロー選手の試合より以前になるが、1995年5月2日、早老症ウエルナー症候群 (Werner syndrome: WS) の原因遺伝子を探索する研究を始めたとき、共同研究者の都立大塚病院リウマチ膠原病科医長の後藤真医師と、一緒にサンフランシスコへ出かけた。後藤先生は、この早く老ける (症状をしめす) 遺伝病について、東大医の学生時代から患者家族の背景などの調査を始めた方で、サンフランシスコではPositional cloningを一緒に進めるために、Mercatorというバイオベンチャーとの初会合に出かけたのだ。飛行機は昼過ぎに着いた。その日は、日本人第一号ともいうべき、野茂投手がドジャースへ入団し、この日初めて先発投手としてサンフランシスコ・ジャイアンツを相手に、敵陣で投げることを、機内のUSA・Today誌で知ったので「記録的な日になるから、行きましょうよ」と後藤先生を誘った。

「後藤先生、野茂は日本で最高のピッチャーです。」「その彼が、給料が大幅に下がるのも構わず、日本での名誉も捨てて、敷居の高いメジャーリーグへ挑戦する門出の試合です、行きましょうよ。」と誘った。

「古市さん、僕は野球に興味が無いんだーーー」と後藤先生は渋ったが、強引に引っ張っていった。20年前に「日本人選手がMLBで活躍する姿を見たい」と思った日がようやく来たのだった。そして、この日こそが、多くの日本人選手が、その後に、米国MLBへ進出するきっかけを作った記念の日にもなった。

ホテルにスーツケースをあずけ、タクシーでキャンドルスティック球場へタクシーで駆け付けた。今では日本人選手がMLBへ出かけるのに大きな問題は無いようであるが、野茂選手は、数々の問題を乗り越えて、ようやく、この日のマウンドに立ったのだ。そんな苦労話と不安を知る私にはーーー涙がこぼれる旅立ちを見るようなーーー記念の試合だった。研究でも、新しいテーマや、新しい環境に挑戦するときの研究者の心境もそんなところがある。晴れがましいというよりは、重いものを飲みこんだような気がするものだ。

さて、この試合は、私の期待とは裏腹に、ドジャース野茂投手のピッチングには、ハラハラさせられどおしだった。まず、ストライクが入らなくて、連続してフォアボールを出したりして、―――もう、本当にビクビクさせられたが、ギリギリのところで三振をとり、結局5回を投げて、ヒットは一本しか打たれなかった。連続フォアボールや野手のエラーで作った満塁のピンチを、野茂投手は、ユッタリしたトルネード投法から繰り出す150Km以上の速いフォーシーム (直球) と、鋭く落ちてホームベース手前でワンバウンドするフォークボールで、地元サンフランシスコ・ジャイアンツの選手たちをバタバタ三振に取ってピンチをしのいだ。ほとんどの観客はーーーもう少しで大量点が取れそうなところを、点が取れなくてーーーイライラしているようだったが、遠来の我々野茂ファンは、そんな中で、ビクビクものだった。結局、この日、野茂選手は、5回を投げて自責点はゼロで切り抜けた。打たれたのは僅かヒット一本で、三振は7個をとって好投したが、勝ち星は付かなかった。

後藤先生によれば、この日の野茂の、孤独な、しかし、凛とした投球、球場の静寂は、「思い出深いものでした」とのことだった。ーーーこの描写はーー若い日本人投手が、経験したことのない大リーグへ初挑戦する凛々しい姿と修羅場を、新鮮な眼で捉えていて素晴らしい。本当にそうだった。他方、筆者などは、なまじ野球を知っているからか、ーーその毒が回ってーー成功への期待感だけで、空振りしたような乾いた感想になってしまったところが恥ずかしい。

この試合をきっかけに、野茂選手は、2度のノーヒット・ノーランゲームなど数々の素晴らしい成績を挙げてメジャーリーグで大活躍するーーーしかし、それにもまして若い日本人選手たちに与えた影響は、計り知れない。野茂選手の決断と活躍が源泉となって、多くの日本人選手が彼に続いた。最近は、大谷翔平やダルビッシュ有や前田健太、菊池雄星、沢村拓一、秋山翔吾、筒香嘉智選手らがメジャーリーグで活躍しているから、成績がいい悪いは別にして話題は豊富で、心強い。現地へ行かなくても、テレビで彼らの活躍を毎日フォローすることが出来るのだが、旅行で米国へ出かけるときには、その街のMLBチームや、日本人選手がいるかどうかを調べて、球場へ出かけるつもりだ。

最後のヤンキースタヂアム

2003年、米国NIHで開かれたゲノム不安定症候群に関するシンポジュームへ、当時、創立して間もない小さな創薬ベンチャーの (株) ジーンケア研究所で働く若手研究者3人と一緒に出席した。2日間ほどの会が終わって、彼らのそれまでの労をねぎらうつもりで、ワシントンからニューヨークまでのドライブに誘った。海沿いに北上するハイウエーは、このエッセイシリーズの第8話「さよならマリリン、Kozakルールの発見」でマリリンとドライブしてNIHへ出かけたときと、逆コースだが、同じ道筋だ。嶋本顕君 (現・山陽小野田市立山口東京理科大学) と後藤秀幸君 (現・NPS-JP株式会社) が一緒に来てくれて、楽しいドライブになった。途中、友人のD. Nuss 博士宅 (Maryland大・黴(カビ)研究所所長)へ寄り、彼の大きな家に全員が泊めてもらって旧交を温めた。

Nuss博士とは、ロシュ分子生物学研究所時代に、m7GpppNmキャップの中央を切断する「Decapping酵素:DCPS」を見つけて、Cell誌70とJ. Biol. Chem.誌71に論文を発表した仲だ。奥さんのChrista も一時期Shatkinの秘書をやっていたことがあり、現在も家族ぐるみの付き合いだ。Nuss博士とは、研究室は別だったが、ある日、一緒にプレーしたソフトボールの帰りに、立ち寄ったビアホールで、老生がキャップの話をして「mRNA のDecappinngをするEnzymeが必ずある筈だ」ということで、最初は二人だけで、こっそりはじめて、やがてデータが出てからは互いのボスの許可を得て共同研究した経緯がある。

 
Fig. 1. キャップDecapping。1975~77年に、Nuss 博士と老生が、発見したDecapping酵素は、m7G-specific にキャップを壊すが、長いmRNAのキャップには働かなかった。10塩基程度に短くなったCap (オリゴCap中) のキャップを壊すことから、―――残しておくとタンパク合成を阻害することになるーーーキャップオリゴヌクレオチドを処分するための「Cap scavenger」として働くのだろうと想定した。後年、DcpSと名づけられ、高等生物の細胞に普遍的に存在することが判っている。図は、Decker and Parke, PNAS, 2002; 99(20):12512-4.から引用。

翌日、3人は元気よくドライブを続け、ニューヨーク市へ到着した。ニューヨークは私にとって懐かしい町だ。レンタカーを返して、後藤君と別れ、かねてより見たかった2001年9月11日のテロで大破したWorld Trade Centerの跡地「グラウンドゼロ」を嶋本君と見に行った。そこは、ビルの瓦礫は、撤去されていたが、塀で取り囲まれ、多くの重機が巨大な穴をほっているところであった。近くのキャンディーショップへ立ち寄り、買い物ついでに、ショップの親爺に「Is Yankees at home?」と聞いてみた。すると「Ye, Ye. They are gona play, tonight」ということなので、同行の嶋本君に聞いてみた。「これから、地下鉄を乗り継いでヤンキースタジアムへ行ってナイターを見ようと思うがーーーどうする?」と尋ねるとーーー彼も野球が好きだーーー「ぼく行きます」という気分のいい即答だったので、他の観光オプションを全部捨てて、二人はスタジアムへ向かった。球場は、新球場に替わっていて、私には初めてだったが、ヤンキースのホームであることには違いはなく、活気がある。1塁側のいい席が空いていて、相手はどこだったか忘れたが、試合はヤンキースがホームラン3発で試合を決めた (写真1)。その夜の夕食は、球場でのホットドッグとプラスチックボトルに入ったビール (観客が激怒して投げるからか?)だったが、いい夜だった。昔と変わらないフランクシナトラのNewYork・NewYorkを背中で聞きながら、幸せな気分で球場を出た。これが、私の最後のヤンキースタジアムの記憶になっているが、もう行くことはあるまい。行くとすれば、今や、大谷選手がいる、ロサンゼルス・エンゼルスのアナハイム球場であろう。


写真1:ヤンキースタジアム

ただ、ヤンキースにも心は残る。大体、老生は、超大きな3LサイズのヤンキースTシャツを、三十数年間、寝巻代わりにしている。Tシャツは、球場のショップで買うか、飛行場で複数個買ってきたものだ。このところ、ニューヨークへ行くこともないので、ストックも尽きて、残っているシャツはくたびれている (写真)。時折、マリナーズのTシャツで、代行しているが、ごつごつした力強い肌触りはヤンキースのTシャツに及ばない。もし、これらの最後のヤンキース寝巻がお蔵入りになったら、次は、エンゼルスの赤いTシャツを着て寝ることになるのかな、はて、どんな夢を見るのだろうか、考えるだに空恐ろしい。


写真2:自宅の庭で洗濯・乾燥中のヤンキースTシャツと、マリナーズTシャツ

おわりに

草野球が好きで、ゆく先々の研究室で学友・同僚達と楽しんできた。東大薬の大学院時代には、毎年、研究室対抗の試合があって、現・佐々木研究所所長の関谷剛男さんとバッテリーを組んで (私がピッチャーで、関谷さんがキャッチャー)、東大本郷の御殿下のグラウンドで奮戦した記憶が懐かしい。衛裁 (衛生裁判化学教室) は弱いチームではなかったが、我々は、たいてい2戦目あたりで負けてしまった。ある時、滑り込んだ時にできた傷口がもとで、足から菌が入り、敗血症で私は死にかけたことがあった。高熱で朦朧となり、1年後輩だった (故) 鶴尾隆さんに、松戸の自宅まで送ってもらった苦い記憶もある。そんなことで、高校野球の練習風景を見る趣味も、プロ野球も、MLBベースボールも、球場にも、懐かしい思い出が残っている。

 

 第一回  第二回  第三回  第四回  第五回  第六回  第七回  第八回  第九回  第十回  第十一回  第十二回  第十三回  第十四回  第十五回  第十六回  第十七回 |  第十八回 |  第十九回  第二十回  第二十一回  第二十二回  第二十三回  第二十四回  第二十五回  第二十六回  第二十七回  第二十八回  第二十九回  第三十回  第三十一回 


References

1. Miura K, Watanabe K, Sugiura M, Shatkin AJ.
 The 5′-terminal nucleotide sequences of the double-stranded RNA of human reovirus.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1974 Oct;71(10):3979-3983.
 PMID: 4530278

2. Furuichi Y.
 "Methylation-coupled" transcription by virus-associated transcriptase of cytoplasmic polyhedrosis virus containing double-stranded RNA.
 Nucleic Acids Res. 1974 Jun;1(6):809-822.
 PMID: 10793759

3. Smith AE.
 Modified nucleotides in messenger RNA?
 Nature 1974 Aug;9 250(5466) 461.
 PDF (237K)

4. Furuichi Y, Miura KI.
 Identity of the 3′-terminal sequences in ten genome segments of silkworm cytoplasmic polyhedrosis virus.
 Virology. 1973 Oct;55(2):418-425.
 PMID: 4742779

5. Furuichi Y.
 Discovery of m(7)G-cap in eukaryotic mRNAs.
 Proc Jpn Acad Ser B Phys Biol Sci. 2015;91(8):394-409.
 PMID: 26460318

6. Furuichi Y, Miura K.
 A blocked structure at the 5′ terminus of mRNA from cytoplasmic polyhedrosis virus.
 Nature. 1975 Jan 31;253(5490):374-375.
 PMID: 163011

 PDF (414K)

7. Furuichi Y, Morgan M, Muthukrishnan S, Shatkin AJ.
 Reovirus messenger RNA contains a methylated, blocked 5′-terminal structure: m-7G(5′)ppp(5′)G-MpCp-.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1975 Jan;72(1):362-366.
 PMID: 1054511

8. Wei CM, Moss B.
 Methylated nucleotides block 5'-terminus of vaccinia virus messenger RNA.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1975 Jan;72(1):318-322.
 PMID: 164018

9. Adams JM, Cory S.
 Modified nucleosides and bizarre 5'-termini in mouse myeloma mRNA.
 Nature. 1975 May 1;255(5503):28-33.
 PMID: 1128665

 PDF (1.6M)

10. J. Darnell H. Lodish D. Baltimore
 Molecular Cell Biology
 Scientific American Books, W. H. Freeman and Company. (1986)

11. James E. Darnell.
 RNA: Life's Indispensable Molecule
 Cold Spring Harbor Laboratory Press. ISBN: 978-1-936113-19-4.
 CSH Press

 Amazon.co.jp

12. Furuichi Y, Morgan M, Shatkin AJ, Jelinek W, Salditt-Georgieff M, Darnell JE.
 Proc Natl Acad Sci U S A. (1975) 72(5):1904-1908.
 PMID: 1057180

13. Furuichi Y, Muthukrishnan S, Tomasz J, Shatkin AJ.
 J Biol Chem. (1976) 251(16):5043-5053.
 PMID: 821947

14. Abraham G, Rhodes DP, Banerjee AK.
 Cell. (1975) 5(1):51-58.
 PMID: 165900

15. 古市 泰宏
 蛋白質・核酸・酵素 (1977) 22(10), 1201-1204.

16. Sommer S, Salditt-Georgieff M, Bachenheimer S, Darnell JE, Furuichi Y, Morgan M, Shatkin AJ.
 Nucleic Acids Res. 1976 Mar;3(3):749-765.
 PMID: 1272797

17. Amiya K. Banerjee
 Proc Natl Acad Sci U S A. (2012) 109(46):18629-18630.

18. Furuichi Y, Shatkin AJ, Stavnezer E, Bishop JM.
 Nature. 1975 Oct 16;257(5527):618-620.
 PMID: 170541 PDF

19. Gelinas RE, Roberts RJ.
 Cell. 1977 Jul;11(3):533-544.
 PMID: 884734

20. Thomas M, White RL, Davis RW.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1976 Jul;73(7):2294-2298.
 PMID: 781674

21. Berget SM, Moore C, Sharp PA.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1977 Aug;74(8):3171-3175.
 PMID: 269380

22. Krug RM, Morgan MA, Shatkin AJ.
 J Virol. 1976 Oct;20(1):45-53
 PMID: 1086370

23. Plotch SJ, Krug RM.
 J Virol. 1977 Jan;21(1):24-34.
 PMID: 833924

24. Bouloy M, Plotch SJ, Krug RM.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1978 Oct;75(10):4886-90.
 PMID: 283399

25. Furuichi Y, Shatkin AJ.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1976 Oct;73(10):3448-52.
 PMID: 185613

26. Bouloy M, Morgan MA, Shatkin AJ, Krug RM.
 J Virol. 1979 Dec;32(3):895-904.
 PMID: 513205

27. Furuichi Y.
 Review:Caps on Eukaryotic mRNAs. In: eLS. John Wiley & Sons, Ltd: Chichester.
 DOI: 10.1002/9780470015902.a0000891.pub3

28. Krug R.M. and Fodor E.
 Webster-Textbook of Influenza
 Wiley
 Amazon

29. Urushibara T, Furuichi Y, Nishimura C, Miura K.
 FEBS Lett. 1975 Jan 1;49(3):385-9.
 PMID: 162886

30. Shatkin AJ.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1974 Aug;71(8):3204-7.
 PMID: 4528644

31. Hickey ED, Weber LA, Baglioni C.
 Nature. 1976 May 6;261(5555):71-2.
 PMID: 944859

32. Enigma Variations’ of mammalian messenger RNA. (News & Views)
 Nature. 1975 May 1;255(5503):9
 PDF

33. Muthukrishnan S, Both GW, Furuichi Y, Shatkin AJ.
 Nature. 1975 May 1;255(5503):33-7.
 PMID: 165427

34. Both GW, Banerjee AK, Shatkin AJ.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1975 Mar;72(3):1189-93.
 PMID: 165487

35. Both GW, Furuichi Y, Muthukrishnan S, Shatkin AJ.
 Cell. 1975 Oct;6(2):185-95.
 PMID: 1182800

36. Furuichi Y.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1978 Mar;75(3):1086-90.
 PMID: 349555

37. Furuichi Y, LaFiandra A, Shatkin AJ.
 Nature. 1977 Mar 17;266(5599):235-9.
 PMID: 557727

38. Filipowicz W, Furuichi Y, Sierra JM, Muthukrishnan S, Shatkin AJ, Ochoa S.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1976 May;73(5):1559-63.
 PMID: 1064023

39. Sonenberg N, Shatkin AJ.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1977 Oct;74(10):4288-92.
 PMID: 270673

40. Sonenberg N, Morgan MA, Merrick WC, Shatkin AJ.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1978 Oct;75(10):4843-7.
 PMID: 217002

41. Nahum Sonenberg
 Biochem Cell Biol. 2008 Apr;86(2):178-83. doi: 10.1139/O08-034.
 PMID: 18443631

42. Lazaris-Karatzas A, Montine K.S. Sonenberg N.
 Nature. 1990 Jun 7;345(6275):544-7.
 PMID: 2348862

43. Lazaris-Karatzas A. Sonenberg N.
 Mol Cell Biol. 1992 Mar;12(3):1234-8.
 PMID: 1532049

44. Kitamura N, Semler BL, Rothberg PG, Larsen GR, Adler CJ, Dorner AJ, Emini EA, Hanecak R, Lee JJ, van der Werf S, Anderson CW, Wimmer E.
 Nature. 1981 Jun 18;291(5816):547-53.
 PMID: 6264310

45. Nomoto A, Lee YF, Wimmer E.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1976 Feb;73(2):375-80.
 PMID: 174106

46. Lee YF, Nomoto A, Detjen BM, Wimmer E.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1977 Jan;74(1):59-63.
 PMID: 189316

47. Nomoto A, Kitamura N, Golini F, Wimmer E.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1977 Dec;74(12):5345-9.
 PMID: 202952

48. Nomoto A, Detjen B, Pozzatti R, Wimmer E.
 Nature. 1977 Jul 21;268(5617):208-13.
 PMID: 196204

49. Wimmer E.
 Cell. 1982 Feb;28(2):199-201.
 PMID: 7060125

50. Etchison D, Milburn SC, Edery I, Sonenberg N, Hershey JW.
 J Biol Chem. 1982 Dec 25;257(24):14806-10.
 PMID: 6294080

51. Kräusslich HG, Nicklin MJ, Toyoda H, Etchison D, Wimmer E.
 J Virol. 1987 Sep;61(9):2711-8.
 PMID: 3039165

52. Lee KA, Sonenberg N.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 1982 Jun;79(11):3447-51.
 PMID: 6954488

53. Sonenberg N, Pelletier J.
 Bioessays. 1989 Nov;11(5):128-32.
 PMID: 2556117

54. Marilyn Kozak and Aaron Shatkin
 J. Biol. Chem. 1976 Jul.; 251(19):4259-4266.
 PMID: 932032

55. Marilyn Kozak and Aaron Shatkin
 J. Biol. Chem. 1977 Oct.; 252(19):6895-6908.
 PMID: 893449

56. Marilyn Kozak
 Nature. 1977 Sep; 269: 390-394.
 PMID: 909586

57. Marilyn Kozak
 Annu. Rev. Cell Biol. 1992; 8:197-225. Review
 PMID: 1335743

58. Marilyn Kozak
 Mol. Cell Biol. 2001 Mar;21(6): 1899-1907. MiniReview
 PMID: 11238926

59. Robert Schneider
 Mol. Cell Biol. 2001 Dec;21(23): 8238-8246. Letter to Editor
 PMID: 11710333

60. Marilyn Kozak
 Mol. Cell Biol. 2001 Dec;21(23): 8246-8256. Author’s Reply

61. Marilyn Kozak
 Nucleic Acids Res. 2001 Dec 15; 29(24):5226-5232.
 PMID: 11812856

62. Marilyn Kozak
 Gene. 2007 Nov 15; 403(1-2): 194-203.
 PMID: 17888589

63. 古市泰宏 Marilyn Kozak
 蛋白質核酸酵素 1977, 22(3), p236-240.

64. KozakM and Nathans D.
 Bacteriol Rev. 1972 Mar;36(1):109-34. Review.
 PMID: 4555183

65. Saiki RK, Scharf S, Faloona F, Mullis KB, Horn GT, Erlich HA, Arnheim N.
 Science. 1985 Dec 20;230(4732):1350-1354.
 PMID: 2999980

66. Saiki RK, Bugawan TL, Horn GT, Mullis KB, Erlich HA.
 Nature. 1986 Nov 13-19;324(6093):163-6.
 PMID: 3785382

67. Mullis K, Faloona F, Scharf S, Saiki R, Horn G, Erlich H.
 Cold Spring Harb Symp Quant Biol. 1986;51 Pt 1:263-73.
 PMID: 3472723

68. Mullis KB, Faloona FA.
 Methods Enzymol. 1987;155:335-50.
 PMID: 3431465

69. Gelfand DH and White TJ.
 PCR Protocols: A Guide to Methods and Applications (Edited by Innis MA, Gelfand DH, Sninsky JJ, White TJ, Academic Press, San Diego), 1990;p129-141.
 Amazon

70. Nuss DL, Furuichi Y, Koch G, Shatkin AJ.
 Cell 1975;6:21-27.
 PMID: 1164732

71. Nuss DL, Furuichi Y.
 J Biol Chem. 1977 May 10;252(9):2815-21.
 PMID: 16003

72. Yamakawa M, Furuichi Y, Nakashima K, LaFiandra AJ, Shatkin AJ.
 J Biol Chem. 1981 Jun 25;256(12):6507-14.
 PMID: 7240222

73. Ogino T, Yadav SP, Banerjee AK.
 Proc Natl Acad Sci U S A. 2010 Feb 23;107(8):3463-8.
 PMID: 20142503

74. Abraham G, Rhodes DP, Banerjee AK.
 Nature. 1975 May 1;255(5503):37-40.
 PMID: 165428

75. Yanagisawa M, Kurihara H, Kimura S, Tomobe Y, Kobayashi M, Mitsui Y, Yazaki Y, Goto K, Masaki T.
 Nature. 1988 Mar 31;332(6163):411-5.
 PMID: 2451132

76. Arai H, Hori S, Aramori I, Ohkubo H, Nakanishi S.
 Nature. 1990 Dec 20-27;348(6303):730-2.
 PMID: 2175396

77. Sakurai T, Yanagisawa M, Takuwa Y, Miyazaki H, Kimura S, Goto K, Masaki T.
 Nature. 1990 Dec 20-27;348(6303):732-5.
 PMID: 2175397

78. Adachi M, Yang YY, Furuichi Y, Miyamoto C.
 Biochem Biophys Res Commun. 1991 Nov 14;180(3):1265-72.
 PMID: 1719979

79. Breu V, Hashido K, Broger C, Miyamoto C, Furuichi Y, Hayes A, Kalina B, Löffler BM, Ramuz H, Clozel M.
 Eur J Biochem. 1995 Jul 1;231(1):266-70.
 PMID: 7628480

80. Summers MD, Anderson DL.
 J Virol. 1972 Apr;9(4):710-3.
 PMID: 5021310

81. 宮本力、古市泰宏
 蛋白質・核酸・酵素、35、2598-612 (1990)
 PMID: 2176306

82. Satoh M, Miyamoto C, Terashima H, Tachibana Y, Wada K, Watanabe T, Hayes AE, Gentz R, Furuichi Y.
 Eur J Biochem. 1997 Nov 1;249(3):803-11.
 PMID: 9395330

83. 宮本力
 BIO medica 5, 1277-1281 (1990)

84. Zaug AJ, Cech TR.
 Cell. 1980 Feb;19(2):331-38.
 PMID: 7357611

85. Grabowski PJ, Zaug AJ, Cech TR.
 Cell. 1981 Feb;23(2):467-76.
 PMID: 6162571

86. Wild MA, Gall JG.
 Cell. 1979 Mar;16(3):565-73.
 PMID: 455443

87. Cech TR, Zaug AJ, Grabowski PJ.
 Cell. 1981 Dec;27(3 Pt 2):487-96.
 PMID: 6101203

88. Peltz SW, Brown AH, Jacobson A.
 Genes Dev. 1993 Sep; 7(9):1737-54.
 PMID: 8370523

89. Karousis ED, Nasif S, Mühlemann O.
 Wiley Interdiscip Rev RNA. 2016 Sep;7(5):661-82.
 PMID: 27173476

90. Chang JC, Temple GF, Trecartin RF, Kan YW.
 Nature. 1979 Oct 18;281(5732):602-3.
 PMID: 492326

91. Maquat LE, Kinniburgh AJ, Rachmilewitz EA, Ross J.
 Cell. 1981 Dec;27(3 Pt 2):543-53.
 PMID: 6101206

92. Matsumoto T, Shimamoto A, Goto M, Furuichi Y.
 Nat Genet. 1997 Aug;16(4):335-6.
 PMID: 9241267

93. Yamabe Y, Sugimoto M, Satoh M, Suzuki N, Sugawara M, Goto M, Furuichi Y.
 Biochem Biophys Res Commun. 1997 Jul 9;236(1):151-4.
 PMID: 9223443

94. Thermann R, Neu-Yilik G, Deters A, Frede U, Wehr K, Hagemeier C, Hentze MW and Kulozik AE.
 EMBO J. 1998 Jun 15;17(12):3484-94.
 PMID: 9628884

95. 山下暁朗
 実験医学、30、1471-80 (2012).

96. Kurosaki T, Maquat LE.
 J Cell Sci. 2016 Feb 1;129(3):461-7.
 PMID: 26787741

97. Dahm R.
Dev Biol. 2005 Feb 15;278(2):274-88.
 PMID: 15680349

98. Dahm R.
 Hum Genet. 2008 Jan;122(6):565-81.
 PMID: 17901982

99. Shapiro R, DiFate V, Welcher M.
 J Am Chem Soc. (1970) 92(2):422-424.

100. Hayatsu H, Wataya Y, Kai K.
 J Am Chem Soc. (1970) 92(3):724-726.

101. Hayatsu H, Wataya Y, Kai K, Iida S.
 Biochemistry. (1970) 9(14):2858-2865.
 PMID: 5459538

102. Frommer M, McDonald L, Millar DS, Collins CM, Watt F, Griggs GW, Molloy PL, Paul CP.
 Proc Natl Acad Sci U S A. (1992) 89:1827-1831.
 PMID: 1542678

103. Elson D, Chargaff E.
   Experientia. 1952 Apr 15;8(4):143-5.
 PMID: 14945441

104. Chargaff E, Lipshitz R, Green C.
 J Biol Chem. 1952 Mar;195(1):155-60.
 PMID: 14938364

105. 三浦謹一郎
 核酸の化学
 東京科学同人. (1962)

106. Nirenberg MW, Mattaei JH.
   Proc Natl Acad Sci U S A. 1961 Oct 15;47:1588-602.
 PMID: 14479932

107. Grunberg-Manago M, Ochoa S.
 J Am Chem Soc. (1955) 77(11):3165-3166.

108. Nirenberg MW, Mattaei JH.
   The 5th International Congress of Biochemistry, Moscow August 1961

109. Singer MF, Heppel LA, Hilmoe RJ.
   J. Biol Chem. (1960) 235:738-50.
 PMID: 14447077

110. Berg P, Baltimore D, Brenner S, Roblin RO, Singer MF.
   Science. (1975) 188:991-4.
 PMID:1056638

111. Tsugita A, Fraenkel-Conrat H, Nirenberg MW, Matthaei JH.
   Proc Natl Acad Sci U S A. (1962) 48:846-53.
 PMID:13922861

112. 西村 暹
 蛋白質・核酸・酵素、51、815-22 (2006).
 

113. Takanami M.
   Biochim. Biophys. Acta. (1962) 55: 132-138.
 PMID:13919134

114. Kaji H, Kaji A.
   Biochem. Biophys. Res. Commun. (1962) 48:846-53.

115. Leder P, Nirenberg M.
   Proc Natl Acad Sci U S A. (1964) 52:420-427.
 PMID:14206609

116. Nirenberg M, Leder P.
   Science. (1964) 145: 1399-1407.
 PMID:14172630

117. Sato K, Egami F.
   J. Biochem. (1957) 44: 753-767.

118. Holley RW, Everett GA, Madison JT, Zamir A.
   J. Biol. Chem. (1965) 240:2122-2128.
 PMID:14299636

119. 國中 明
   蛋白質・核酸・酵素、11、1253-6 (1985).

120. Söll D, Ohtsuka E, Jones DS, Lohrmann R, Hayatsu H, Nishimura S, Khorana HG.
   Proc Natl Acad Sci U S A. (1965) 54:1378-85.
 PMID:5325653

121. Nishimura S, Jacob TM, Khorana HG.
   Proc Natl Acad Sci U S A. (1964) 52:1494-501.
 PMID:14243524

122. Nishimura S, Jones DS, Khorana HG.
   J Mol Biol. (1965) 13:302-24.
 PMID:5323614

123. Imai M, Richardson MA, Ikegami N, Shatkin AJ, Furuichi Y.
   PNAS (1983) 80: 373-377.
 PMID:6300836

124. Imai M, Richardson MA, Ikegami N, Shatkin AJ, Furuichi Y.
   Double-stranded RNA Viruses. Elsevier/North-Holland. (1983) 15-26.

125. Both GW, Siegman LJ, Bellamy AR, Ikegami N, Shatkin AJ. Furuichi Y.
   J Virol. (1984) 51, 97-101.
 PMID:6328048

126. Okada Y, Richardson MA, Ikegami N, Nomoto A, Furuichi Y
   J Virol. (1984) 51, 856-9.
 PMID:6088807

127. Richardson MA, Iwamoto A, Ikegami N, Nomoto A, Furuichi Y.
   J Virol. (1984) 51, 860-2.
 PMID:6088808

128. Lin M, Imai M, Bellamy AR, Ikegami N, Furuichi Y, Summers D, Nuss DL, Deibel R.
   J Virol. (1985) 55, 509-12.
 PMID:2991576

129. Lin M, Imai M, Ikegami N, Bellamy AR, Summers D, Nuss DL, Deibel R, Furuichi Y.
   J Viro. Methods. (1987) 15, 285-9.
 PMID:3034943

130. Tano H, Fan K, Kitajima MA, Kasai K, Tamatsukuri S, Furuichi Y, Hayashi T, Kondo M, Imai M.
   J Clin Microbiol. (1995) 33:2489-91.
 PMID:7494056

131. Arella M., Lavallée C, Belloncik S and Furuichi Y.
   J Virol. (1988) 62:211-7.
 PMID:3275433

132. Chen Y, Guo D.
   Virol Sin. (2016) 31(1):3-11.
 PMID:26847650

133. Lai MM, Cavanagh D.
   Adv Virus Res. 1997;48:1-100.
 PMID:9233431

134. Kim D, Lee JY, Yang JS, Kim JW, Kim VN, Chang H.
   Cell. 2020 Apr 18. pii: S0092-8674(20)30406-2. doi: 10.1016/j.cell.2020.04.011. [Epub ahead of print]
 PMID:32330414

135. Furuichi Y, Shatkin AJ.
   Adv Virus Res. 2000;55:135-84.
 PMID:11050942

136. Ogino T, Green TJ.
   Front Microbiol. 2019 Jul 10;10:1490.
 PMID:31354644

137. Gao Y. et al.
   Science. 2020 May 15;368(6492):779-782.
 PMID:32277040

138. 古市泰宏
   HIV治療薬の開発とタンパク工学(蛋白工学シリーズ)
 講談社サイエンティフィク (1991)

139. Staeheli P, Haller O, Boll W, Lindenmann J, Weissmann C.
   Cell. 1986 Jan 17;44(1):147-58.
 PMID:3000619

140. Maeda S, McCandliss R, Gross M, Sloma A, Familletti PC, Tabor JM, Evinger M, Levy WP, Pestka S.
   Proc Natl Acad Sci U S A. 1980 Dec;77(12):7010-3.
 PMID:6164056

141. Antonelli G, Simeoni E, Turriziani O, Tesoro R, Redaelli A, Roffi L, Antonelli L, Pistello M, Dianzani F
   J Interferon Cytokine Res. 1999 Mar;19(3):243-51.
 PMID:10213463

142. Hijikata M, Ohta Y, Mishiro S.
   Intervirology. 2000;43(2):124-7.
 PMID:10971132

143. Hijikata M, Mishiro S, Miyamoto C, Furuichi Y, Hashimoto M, Ohta Y.
   Intervirology. 2001;44(6):379-82.
 PMID:11805446

144. 三代俊治
   日本消化器病学会雑誌、101、121-126 (2004).

145. Jackson LA et al.
   N Engl J Med. 2020 Nov 12;383(20):1920-1931.
 PMID:32663912

146. 石 弘之
   感染症の世界史
   角川ソフィア文庫 (2014)

147. Sahin U et al.
   Nature. 2020 Oct;586(7830):594-599.
 PMID:32998157

148. Andries O, Mc Cafferty S, De Smedt SC, Weiss R, Sanders NN, Kitada T.
   J Control Release. 2015 Nov 10;217:337-44.
 PMID:26342664

149. Pardi N et al.
   Nature. 2017 Mar 9;543(7644):248-251.
 PMID:28151488

150. Pardi N et al.
   J Exp Med. 2018 Jun 4;215(6):1571-1588.
 PMID:29739835

151. Chumakov K et al.
   Science. 2020 Jun 12;368(6496):1187-1188.
 PMID:32527819

152. Nance KD and Meier J.
   ACS Cent. Sci. 2021 Epub ahead of print

153. Kariko K, et al.
   Mol Ther. 2008 Nov;16(11):1833-40.
 PMID:18797453

154. Kuhn AN et al.
   Gene Ther. 2010 Aug;17(8):961-71.
 PMID:20410931

155. Sahin U et al.
   Nature. 2017 Jul 13;547(7662):222-226.
 PMID:28678784

156. Pelletier J. and Sonenberg N.
  Nature. 1988 Jul 28;334(6180):320-5. 
 PMID:2839775