Congratulations to Dr. Victor Ambros and Dr. Gary Ruvkun on the Award of the Nobel Prize in Physiology and Medicine, 2024.
“for the discovery of microRNA and its role in post-transcriptional gene regulation.”
https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2024/press-release/
第25回日本RNA学会年会 発表演題のアーカイブが下記の日程で公開されています。
ぜひご覧ください。
・公開期間:2024年7月15日(月)〜2024年7月29日(月)
URL: https://www.rnaj.org/members/annual-meeting-archive
本アーカイブは、日本RNA学会の会員(一般正会員と学生正会員、および賛助会員、名誉会員の方々)、並びに、第25回日本RNA学会年会に参加登録された方がご覧になれます。
第25回日本RNA学会年会 発表演題のアーカイブへの登録が下記の日程で延長されました。
・発表演題のアーカイブへの登録延長期間: 〜2024年7月11日(木)
演題登録がお済みでない方は、こちらから登録をお願いいたします。年会アーカイブの詳しい情報や動画の作成、ファイルのアップロード法についてはこちらをご参照ください。
また、登録期間の延長に伴い、公開期間も下記の日程へ変更されました。
・公開期間:2024年7月15日(月)〜2024年7月29日(月)
齋藤都暁
情報・システム研究機構国立遺伝学研究所遺伝メカニズム研究系無脊椎動物遺伝研究室教授
総合研究大学院大学先端学術院遺伝学コース教授(併任)
「tRNA屋さんになったの?」と声をかけられることが多くなった。最近出した論文のおかげか私のイメージを少し変えることになったようで嬉しく感じた。2017年4月に遺伝研でラボを立ち上げて7年も経過しており、新しい環境に適応しつつ自分探し(研究探し)を続けた数年だったように思う。この夏に、編集幹事の岩川さんと東京での日本RNA学会年会の際に立ち話していたところ、ラボの立ち上げ報告は結構あるけど、その後どうなったか?というような話はあまり聞かないから一筆どうですか?という話になり、ちょうど良い時期と思ったので、これまでの経過を書いてみたい。
島根大学医学部微生物 飯笹 久
microRNA(miRNA)の発見について、今年度ノーベル医学生理学賞は、Victor Ambros博士とGary Ruvkun博士が受賞した。筆者は2005〜2009年に米国ウィスター研究所の西倉和子先生の元に留学し、miRNAと前駆体(pre-miRNA, pri-miRNA)のA-to-I RNA編集について研究を行った。同じラボには大阪大の河原行郎さんがおり、日々色々な話をしていたのを思い出す。西倉ラボには、A-to-I RNA編集について多くのノウハウがあったが、miRNAについては話が違った。この当時は、miRNA産生に必要な遺伝子も一部未解明で、実験ツールやプロトコールの多くを皆で自作していた。初期のサンガーシーケンスで使っていたでかいガラス板を使ってmiRNAの電気泳動をし、何もかもが手探りの状態であった。筆者は留学の10数年前に同じガラス板を使い、S35でシーケンスしていたので、難しいゲルを作るのは慣れていた(横45 cm x 縦70 cmぐらいのPAGEゲルを想像してほしい)。この実験はもうしないと思っていたが、人生、何の経験が役立つかわからない。留学時に、EBウイルスのmiRNAの研究を始めたが、この研究を今も続けている。つまり筆者の研究者生活は、miRNAに大きな恩義(?)があるわけで、こういう解説もゆるされるだろう。
名古屋大学
鈴木 洋
2024年のノーベル生理学・医学賞は、「マイクロRNAとその転写後制御における役割」を発見したVictor Ambros博士とGary Ruvkun博士に贈られることになった。大学院生1年(27歳ごろ)から15年以上マイクロRNA(microRNA, miRNA)の研究に関わってきたものとして、心から、両博士、おめでとう、そして、ありがとう!
「先進ゲノム支援」では支援活動の一環として情報解析講習会を開催しています。
今年度第2回目となる今回は、中級者向けです。プログラミング言語「Python」を用いた塩基配列データの扱いや多変量解析等のプログラミング実習を中心に、以下の要領で開催いたします。
本講習会は、先進ゲノム支援(PAGS)、生命情報・DDBJセンター(DDBJ)が合同で開催いたします。
2024年度 PAGS・DDBJ合同 中級者情報解析講習会
https://www.genome-sci.jp/whatsnew/event/news20250110-2.html
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◆日 時: 2025年2月6日(木)~7日(金) zoomウェビナー
◆申し込み〆切: 2025年1月31日(金)
現在、Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research (FMI)でTenure track Group Leader positionを公募しています。
詳細は下記をご覧ください。
締め切りは2025年 2月23日です。
国立大学法人熊本大学発生医学研究所は、これまで蓄積した研究成果、研究技術と解析技術、関連情報を開放し、共同利用・共同研究拠点として活動しています。この度、令和7年度において、本研究所の先進的な各種研究施設を活用した共同利用・共同研究の公募を行っております。詳しくは以下のURLを御覧ください。
・熊本大学発生医学研究所共同研究募集要項(共同研究支援)
https://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/kyodo2025kobo/
・熊本大学発生医学研究所共同研究募集要項(導入研究支援)
https://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/kyodo2025kobo/#1
・熊本大学発生医学研究所共同研究募集要項(国際共同研究・共同利用支援)
https://www.imeg.kumamoto-u.ac.jp/kyodo_international2025/