アメリカ体験記
生殖細胞の発生に関わるRNA制御を研究している、山路剛史と申します。今年の2月から、米国オハイオ州のCincinnati Children’s Hospital Medical Center (CCHMC) で研究室をスタートさせました。本稿では、僕がアメリカ生活で学んだことを書かせていただきたいと思います。僕の経験が誰かの役にたち、海外に行くことを躊躇している人の後押しをすることができれば幸いです(うちのラボも絶賛募集中です)。
生殖細胞の発生に関わるRNA制御を研究している、山路剛史と申します。今年の2月から、米国オハイオ州のCincinnati Children’s Hospital Medical Center (CCHMC) で研究室をスタートさせました。本稿では、僕がアメリカ生活で学んだことを書かせていただきたいと思います。僕の経験が誰かの役にたち、海外に行くことを躊躇している人の後押しをすることができれば幸いです(うちのラボも絶賛募集中です)。
日本RNA学会第8期・第9期の編集幹事をつとめました、北畠です。
4年の間、RNA学会会報の編集を担当していました。いつもぎりぎりのスケジュールで突然にご寄稿依頼をお送りすることになってしまいましたが、こころよく執筆を快諾いただいた執筆者のみなさま、本当にありがとうございました。また、わたしの計画性のなさから、十分な執筆時間をご用意できない状態での依頼となってしまい、結果としてご寄稿がかなわなかった方々も多数いらっしゃいました。大変失礼いたしました。執筆者の方々、読者の方々、裏方で一緒に支えてくれた方々、RNA学会の会員・非会員を問わず、たいへん多くの方々に会報のために貴重なお時間をさいていただきました。みなさまのご協力により、多様性に富んだ会報の発行を続けることができました。ありがとうございました。
熊本大学自然科学研究科理学専攻生命科学コースの中武誠真です。比叡山延暦寺で開催されたRNAフロンティアミーティング2017に参加させていただいたので、得られた体験から3つのことに焦点を当ててご報告させていただきます。
創薬研究:Clozel博士の実験ノートから
1985年、筆者はキャップの研究から離れ、帰国して鎌倉のロシュ研究所で創薬研究をはじめた。きっかけは、スイス・ロシュのClozel博士の実験ノートからだった。第9話のPCRで紹介したロシュ研究トップのドレーブス氏(Dr. Drews)が彼女の実験ノートのコピーを私に見せたのである。そこには、内皮細胞の培養液中には、血管を攣縮する(ぎゅっと引き締める)活性を持つ物質が出ているというデータが示されていた。血管が攣縮すると内容積が減るから、血圧が上がるのである。実験ノートからは、その物質は、ペプチド性の小さな化合物であることが読みとれた。
Congratulations to Dr. Victor Ambros and Dr. Gary Ruvkun on the Award of the Nobel Prize in Physiology and Medicine, 2024.
“for the discovery of microRNA and its role in post-transcriptional gene regulation.”
https://www.nobelprize.org/prizes/medicine/2024/press-release/
The RNA Society of Japan has established the "Furuichi-Kariko Award." This award was proposed by Dr. Katalin Kariko, who recently delivered a special lecture at our Tokyo Annual Meeting, in memory of Dr. Yasuhiro Furuichi, an honorary member of our society who recently passed away. Dr. Kariko generously donated the honorarium from her lecture, among other contributions, to support the creation of this award. In response to this proposal, our society gratefully accepted and named the award the "Furuichi-Kariko Award." We are now calling for nominations for young and mid-career researchers who will lead future RNA research with strength and innovation. We look forward to receiving numerous applications from our members.
第25回日本RNA学会年会 発表演題のアーカイブが下記の日程で公開されています。
ぜひご覧ください。
・公開期間:2024年7月15日(月)〜2024年7月29日(月)
URL: https://www.rnaj.org/members/annual-meeting-archive
本アーカイブは、日本RNA学会の会員(一般正会員と学生正会員、および賛助会員、名誉会員の方々)、並びに、第25回日本RNA学会年会に参加登録された方がご覧になれます。
現在、Friedrich Miescher Institute for Biomedical Research (FMI)でTenure track Group Leader positionを公募しています。
詳細は下記をご覧ください。
締め切りは2025年 2月23日です。
医療法人徳洲会 徳洲会野崎病院附属研究所 メディカル感染システム研究部では、
●独立研究員(助教相当)、主任研究員(講師・准教授相当)計1名、
●テクニシャン計1名を募集中です!
東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻の大学院入試説明会をオンラインで行います。
http://www.bs.s.u-tokyo.ac.jp/admission/1.html